いま思えば、とてもくだらない青春時代だった。高校は山に囲まれた辺鄙な田舎にあって、カノジョなんているはずもなく、野郎ばかりに囲まれ、いつも学校帰りにマックやロッテリアに入ってはくだらない話ばかりをしていた。 高校を卒業してからもそんな調子で…
25歳だった頃、ぼくはいったい何をしていただろうかとふと思い出してみる。当時、社会人になったばかりの頃で、しかも学生結婚で子どもも小さかったから、家族のために死に物狂いで働いていた。毎日がとにかく必死だった。日付が変わる頃に家に帰り、少し寝…
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